BBC HARD TALK: Shahbaz Taseer

パキスタンのビジネスマンであるShahbaz Taseer氏
former hostage 2011-2016
タリバンに誘拐され、4年半拘束され拷問に耐え2016年2月に開放された。

父は元パキスタンのパンジャブ州知事で、イスラムへの神の冒涜罪で糾弾され、暗殺された。
his father was the former governer of Punjab who was assassinated in 2011.
for his opposition to tough blasphemy laws.

誘拐された時、彼はボディガードなしで行動しており、
(父の事件があったのでボディガードは付いていたが、)
存命中から、あくまで一般人でいるという意識でいたので、
まさか自分にこんなことが起こるとはと感じた。
拘束中は、これは自分が選んだ人生ではないから、きっと終わりが来ると自分に言い聞かせていたという。

最終的には拘束したグループが、アフガンタリバンの傘下に入り、
無理難題な要求を繰り返し、捕虜として刑務所に入れられていたが、
アフガンタリバンは最終的に条件なしで彼を開放した。

パキスタンには2つのサイドがある。
一つは、厳密なイスラム教をベースにした考え方、
もう一つは、より寛容な世俗主義で、マララ・ユスフザイ氏が主張する様な女性にもっと権利をと唱えたり、その他の自由を訴える派閥。
パキスタンは自由なビジョンを唱えることができない国なのか、
どちらも一定数の人々が参道している。

また、この人自体は、自分の父に起こったことを、至極客観的に見ており、
国のあるべき姿や、人々の考え方というものの中に、自分の父と違う見方をしている人が至りすることについて、理解を示したりもする、冷静な判断を行う人であるのが印象的だった。

世界中では数多の知らないことばかりが毎日起こっており、そんなことを意識することもないまま日々を過ごしていく人がほとんどの世の中で、こんな凄まじい経験をし、それを冷静にインタビューにて赤裸々に語る人がいるということにただおどろくばかりです。
BBC HARD TALKってとても興味深い。

blasphemy law:神への冒涜
ordeal:厳しい試練、苦しい体験
captive:捕虜
extragavant:ぜいたくな

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