Global HR event at BEBU cafe

先輩AlumniのDamonが開催する、イベントに誘っていただいたので久々のパーティ参加。

HR系の方のイベントだそうですが、MBA生も何人か誘われるという形のイベント
久々に楽しかったので、内容をシェア。

今回のパネリストは、LIXILの代表取締役副社長である八木洋介さん。
(元GE出身)

全体的には、LIXILが統合した後に、いかにして人材を育て、活用し組織として機能してきたかというこ内容でした。

日本のキッチン、トイレタリー、バスなどのツールを扱うメーカーで、
アメリカやイタリアのメーカーも買収し傘下に収め、グローバル企業としてスピード経営が求められている中、実態は伝統的な日本企業からの脱却が急務だったそうです。
(私はあまり詳しく知らなかったのですが、American Standardなども実はLixilグループだった!)

全員がリーダーになるということを目指し、経営陣に外国人をアサインしたり、人事制度を抜本的に変えたりということを行いながら、様々な社員とコミュニケーションを取り、その活動を浸透させていくことに尽力されてきたそうです。

八木さんがLIXILの人事部の人たちにまず最初に言ったことは、
「あなたたちは最低だ」だそうで、
なぜかというと八木さんにとって人事の仕事で最も重要なことは社長を輩出すること。

それなのに、最終的に社長はおろか人事部長まで外部から連れてくることになってしまったではないか。これを最低と言わずしてなんという。

でも、私が来たからには、次の社長を社内から出そう。」

また、就任後最初に、業績好調にもかかわらず希望退職を募った、その心は、これから会社が確実に変わって行く、その波にのることがいやな人は、たくさんのお金を払うので別の道を探した方ガいい。
それを経て残った社員はみんな、変化を厭わない人たちであるということ。

純粋に、人の話を聞いていて面白いなとおもったのは久しぶりで、

そして人を鼓舞するリーダーシップというのはこういう形だなととても参考になりました。

なお、何人かのHR系の方とお話している中で伺った話が、

八木さんはHR業界の中では有名なHR戦略のスペシャリストで、

スピーカーで数ある場で講演を行っているそうです。

以前とある企業の方のための講演資料を作ったりしていたので、

そういう意味ではどの業界にも、こういった、名物スピーカー

みたいな方がいらっしゃるのだなと。