和菓子(練切り)作り体験@WAnocoto



和菓子の可能性を追求するには、まず和菓子を作ってみなければと、
思っていたのですが、東京で通える大手のスクールは、ディプロマで16万だったりと高い。

茶道を習っているWAnocotoで1回きりの回があったので参加してみることにしました。
11月のテーマは、姫椿と白椿。
とてもかわいい。

WAnocotoの一室で、以下の道具を使って作ります。


教えてくださるのはアンネルネマチエルの鳥居先生

まずは先生が実演します。
練りきりのあんこは、白あんベース。
その中にあんこ玉をいれてしまっていくところから。

くるくるまわしながら、力をいれずに包み込んでいきます。

作ったものは、ふきんをかぶせて、乾燥を防ぐ。
また、付近で包んで茶巾風にしたり、その上から棒でさして、跡をつけたりします。

色をつけるために着色料を使いますが、あまりつけすぎるとえぐい色になるのであくまでも少しずつ様子を見ながら。これは姫椿の模様部分用の赤。
練ってねって様子を見ながら、足りなければ少し追加、そうでなければそのまま。
細く線にしたものを本体にかぶせていきます。

茶こしでめしべの部分を練りだしているところ。
これ楽しそう。笑

早速自分で実習。
まず、中に入れるあんこを4等分にして、丸めてふきんに入れておきながら、
外側を包む練りきり生地も丸めてのばす。

あんを包み終わったら、乾燥を防ぐためにふきんのしたに寝かせて、周りのデコレーション用のものたちを作っていきます。

白椿のめしべ。黄色い着色料で色付けた練りきり生地に、けしの実をつけて。
姫椿は、赤い練りきり案を棒状にしたものをくっつけた後にふきんでぎゅっとにぎり、平にすることで、模様が本体と一緒になり綺麗な模様となります。
さらに、めしべ用に少しくぼみをつけます。

黄色い練りきりあんを茶こしでぎゅっと練りだし、
姫椿用の練りきりのくぼみ部分にさっとのせます。
最後に緑の葉をつけて完成します。

作り終わったお菓子は1つは食べ、3つはお持ち帰り。


和菓子に興味がある方ってやっぱりたくさんいるんですね。
中には寿司職人の女性もいらっしゃいました。

今日作った白椿と姫椿はこの本にも掲載されているそうです。

最後は緑茶と共に、いただきます。
自分で作ったものだから、愛情ひとしお。

初めて作った練りきりでしたが、本当に粘土細工をやっているように、手でこねて作っていく過程が面白かった。
そして、これを職人の人がひとつずつ手作りしているのかと思いながら。

まだまだ奥深く、大して知らないけど可能性がとてもあるお菓子!
なんか真剣にいろいろ考えてみたくなるような、
楽しい時間でした。

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