スペインのロックダウン緩和1日目



スペインでは、3月14日にEl Estado de Alarma (緊急事態宣言)が発出されてから、昨日までの49日間、ロックダウンが実行されていました。
エッセンシャルなビジネス(スーパーマーケットや食材を売っているお店、薬局、農業、水産業など)を除き、すべて活動停止。一般店舗はおろか、レストランやバルもすべて強制休業でした。(デリバリーのみ対応)
必要最低限の買い物以外は、犬の散歩だけが許されているという徳川綱吉な日々。

ですが、ついに今日5/2、50日目にして、緩和策が施行され、フェーズ0の今回は、3つのグループに分けて、全世代の外出が許可されました。
①14歳以上70歳未満、
②14歳以下の子供、
③70歳以上高齢者または介護が必要な方
①は、朝6-10時、夜20-23時
②は、お昼12時から19時まで(子供は既に解禁になっているので変わらず)
③は10時から12時、または19-20時
いずれも運動は1日1時間程度、散歩は同居者1名として半径1km以内、2mくらい離れる、マスクをつけること。

実際、私も20:00~バルセロネータ沿いから、ボルン~マリーナを散歩に行ってきました。
こんなに道に人がいるのは久しぶりで、久しぶりに会う友達と抱きあう光景などを見ていると、人に会えることって当たり前じゃないんだな、みんな我慢していたんだなと思うとちょっとこみあげてくるものがありました。

その他、今回のフェーズ0で緩和されたのは、
店舗でのテイクアウトオーダーは営業可能となります。
プロスポーツ選手は練習再開を許可されています。

この後も2週間単位でフェーズが区切られて、3段階の緩和策が出てますが、少しでも感染者数や死者数が増えれば、その後の施策は全て中止になります。
レストランやバルの本格100%稼働は7月以降になるかもしれません。
本日で、感染者数1,147人増216,582人、死者数276人増25,100人です。

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