味噌会のお食事会@Cafe Mamehico
今月は本年の味噌会最後の月で、マメヒコがおもてなしをしてくださるという会でした。
会前からどんな料理が出てくるのだろうと楽しみにしており、
冒頭イタリアンという、テーマだけ聞いていましたが、
全てのお料理が期待と想像をはるかに上回るマメヒコならではのフルコース。
まずはパルマ産の生ハム
先週の残りといっていましたが変わらず美味!
ディルと食べるとまた一味加わり、更に美味。
ディルと食べるとまた一味加わり、更に美味。
続いて、人参とブロッコリーのサラダ
巷ではあまりみない濃く色鮮やかな人参と、ブロッコリー。
シンプルだけど味わいのある一品です。
巷ではあまりみない濃く色鮮やかな人参と、ブロッコリー。
シンプルだけど味わいのある一品です。
続いてしいたけと芽たまねぎのオイル煮
アヒージョ的な感じです。
私はたまねぎだけいただきましたが、上からかかったチーズや、塩分も絶妙でとてもおいしい。
簡単なのに、ゴージャスな、そして見た目も楽しい一品です。
牛すね肉とセロリのトマト煮
他パプリカやたまねぎ、じゃがいももはいったボリュームある一品。
すこし赤とうがらしでピリリともするじっくり煮て焼いてあり、すね肉はとても柔らかくおいしかったです。
井川さんいわく、すね肉とトマトとセロリを煮込んだだけといっていました。
シンプルなのかもしれないけど、やさしく、深い味わい。あぁ幸せ。
井川さんいわく、すね肉とトマトとセロリを煮込んだだけといっていました。
シンプルなのかもしれないけど、やさしく、深い味わい。あぁ幸せ。
かぶと大根のホワイトシチュー
イタリアンは地中海料理(つまり夏)なので、冬野菜はなじみにくいのだそう。
そこで、みそを使って、クリームになじませるという工夫がなされた一品です。
たしかに、うっすら味噌の味がして、和洋折衷な味わい。
写真ないけど、さらに、
かぼちゃのニョッキ、檸檬バターソースがありました。
マッシュしたかぼちゃに同量の小麦粉、パルミジャーノレッジャーノ少々を入れて耳たぶくらいになるまで混ぜゆでたもの。
ソースは、オリーブオイルとバターを同量ずつ用意し、タラゴン、ローズマリー等を入れて味付けしたものに最後檸檬を振り絞った檸檬ソース。
まねしたくなる味です。
あっさり、でもどこかコクがある、そしてやや甘い。
おいしいです。
デザートは、ケーキあたりかと想像していたら、このかわいらしいりんご。
姫りんごではなく、ミニふじだそうです。
このフルコース、目にも新鮮、胃にも新鮮、
だけど使っている食材や調味料は、今まで味噌会でも紹介された酢、塩、胡椒や
イタリアンに使われるものたち等シンプル。
だからこそ素材の味が引き立って、一つ一つ一品が副菜にも主菜にもなれるような素敵な一品になる。
胃の満足感もさることながら、心の満足感、充足感がすごかったです。
すべておいしくいただきました。そして本当にごちそうさまでした。
この1年間全会ではありませんでしたが、味噌会に出席して、
井川さんが最初に言っていた、「当たり前を疑う」というテーマに一貫した、
様々な食材にまつわるお話を聞いて、見て、食べて、
食について嫌いなものがたくさんあるせいで、結構保守的な私は、
毎月毎月、あぁこんな組み合わせもあるんだ、こんなストーリーがあるんだと
目から鱗なお話ばかり。
そしていつもその食材の歩いてきた道を一緒に旅しているような感覚になる、
不思議なドラマを聴いている心地よさ。
私は味噌というものに、純粋に引き寄せられて、このカフェに通うようになったけど、
実際には味噌という動機以外で参加している人のほうが多い、その魅力が何なのか
ここ数ヶ月でわかるようになった気がします。
人としての魅力や場、そして、カフェとしての魅力、いろいろなものが織り交ざって、
この独特で不思議で心地いい空間を作っていて、そこにまた人が集まる。
カフェとしての機能の広がりも感じた一年でした。
味噌を結局作れていないので・・・、来年も参加したいと思います。
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