SLUSH ASIA 2016 in Tokyo

SLUSH ASIA2016とは…起業家、スタートアップ、ベンチャー企業が投資家やメディアと一同に会し、テクノロジーコミュニティ、ネットワーキングを行う場を提供するイベント。
(本家は毎年11月にヘルシンキで開催され、世界中から集まる)アジア版は今年2回目。
  
コンテンツ:
Keynote(様々な起業家によるスピーチ、VCとのパネルディスカッション等)
・ピッチコンテスト(VCへのプレゼンコンテスト)
・大企業ブース(NokiaVR撮影カメラ、SamsungVRデバイス、リクルートのものづくりベンチャー応援サービス等)
・個別企業出典ブース
 (BtoCからBtoB、テクノロジーからソーシャル系まで多様なサービスが出ていました。
例)・瞬きで写真が撮れるセンサーカメラデバイス
VRデバイスやコンテンツ制作(ゲーム、ファッション、インテリア、エンターテイメント)
  (360VRのコンテンツを製作する会社のTOTEM(シルクドゥソレイユ)の体験は、↓のVIDEOのところで体験できます。 
・ソーシャル系アプリ(レストラン画像検索、一緒に食事をする人検索、一番安いGSを探してくれるサービス等)
・画像認識システム(レジ、建築現場での作業確認等)
HAKUTO(グーグルが開催中の月面レースに参加する日本唯一のチームの現在の開発状況)等
その他大勢)
 
中には、一昨日ローンチしたばかりのサービスや8月リリース予定でまだビジネスモデルはこれからという生まれたばかりで設立間もない企業もあれば、すでに他国である程度成功し日本進出を図る企業等、日本人以外の様々な国のベンチャーも出展していました。

小売向けのサービスとして紹介されていたもの:
・センサーカメラにより、顧客が店内のどの商品が気になったかを解析するサービス(台湾)
・イベントや倉庫で人の動きをセンサーで収集し、オペレーションを改善・効率化するための情報サービス(インド)
・バーコード登録できない商品を画像認識して自動計算するレジ(日本)

また、インドネシアのブランドマーケティングベンチャーで店舗の商品棚の前に小型機器を設置し、そこに広告を流し顧客にアプローチする、カメラにもなっていて顧客はセルフィー感覚で記念写真が撮れ、撮影した写真はSNSのその商品ページにポストすることでロイヤルティを高めるというサービスで、実際にインドネシアのLAWSONには導入されているそうです。
(インドネシアはSNSがとても人気で、顧客は積極的に写真を撮影するので、商品のPRを行いながらロイヤルティを高められ、どんな人がその商品に興味を持つのか、企業側は情報が取得できるというメリット)

個人的には、VRを使ったサービスが数多く出ていてなどはここまでビジネスに深化しているのかという驚きや、民間発で宇宙に挑戦するHAKUTOにとてもワクワクしたり、これはマネタイズ本当にできるのだろうかというサービスもあったりと個別サービスも興味深かったのですが、エネルギッシュな起業家、VCとのやりとり、パネルで議論されていた挑戦することの大切さといったことに触れ、可能性は無限大であるということを体感できて、とてもためになるイベントでした。


中に入ってまずこの幻想的な雰囲気にテンションが上がります。笑


Keynote Stageでは、Material WorldのCEOのスピーチ。
彼女は単身NYへ乗り込んで、ゼロから起業した人。

ミーティングスペースを会社が提供していたので、今回チケットをいただきました。
実際の商談とかもちらほら。


また、別の時間帯ではKeynote Stageでは様々なセッション。
総じて、起業家の人たちには独特のエネルギーと、何かに挑戦することから生まれてくる自信のようなものがあるような気がします。

福岡市提供するスタートアップエリア。
多様な企業が多いですがVR系のサービスも多かったです。

また別のステージでは、アジアでのVC状況や、進出についてのセッションもされていました。


GoogleのXPRIZEに日本から唯一参加するチーム、HAKUTOのブース。
以前ZOFFのホームページで見て気になっていたのですが、直接お話し伺えました。

こんなにワクワクすることってすごい久しぶり!!
早速かえってサポーターになりました。

Pitch Stageでは、Pitchコンテストが行われていて、実際に企業が投資家に向けて事業を説明、Q&Aを行われていました。
ゲーム系の企業が多いような印象でしたが、中には、すでに自分で立ち上げた1社を売却して2社目という方もいたり。
スピードの中で分かりやすさをどうだしていくか、見ていてとても勉強になりました。



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