なぜ欧米と日本ではコンサルティングの仕方が違うのか
自社のコンサルワークを見ていると、明らかに欧米と日本でコンサルタントに求められている能力、スキルセットが違います。
個人的な主観ですが、日本は簡単にいうと、自分で考える力、ゼロから1、1から100のロジックを作り出す力がかなり重要視されている。
クライアントの期待値は高く、プレッシャーも強いため、必然的に結果にコミットしながら、テイラーメイドを作り続ける、そこの柔軟性と適応力が高くなる。
一方で、欧米はどちらかというと、どかーんとPoVやセールスデックをセントラルで準備し、各々の地域やアカウントがそれらを少しクライアントの文脈に焼き直し(つつも、general感はかなり強く残る)デックにし、再販していく。ある程度分業というものがしっかりできているイメージ。
そのため、一人一人は、そこまで何かをテイラーメイドすることはなく、ある程度何をどのタイミングでどのように提供するかに遊びがなく、独創性もそこまで必要としない。
それでも、特に北米や欧州の特定のオフィスには優秀な人が五万といますがね。
自社を見ている限りでいえば、私は日本のスタイルのほうが好きだったなと。
日本のプロジェクトへのアサインの仕方のほうが、経験があるかないかはさることながら、できそうか、コミットできそうかに重点がおかれており、経験がないからアサインしないという状況ができにくい。
一方で、今欧州マーケットを見ていると、コンサルタントたちも、過去に経験しているかがかなり重視され、その経験がなければかすりもしない。
ただし、自分のチームの特性、特殊性、また時代に合わせた変化(ほぼ毎日)も多分にありますので、あくまで現時点、当方の個人的な感想です。
そしてまだ答えは出ていないので考えが少しまとまったらまた書いてみたいと思います。
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似たようなことが言えるのが、スペインでは大学でも専門学校でも、その専門に沿ったルートの仕事という形に直結しているケースが多い。
日本のような、大学行ったらゼロクリ、興味のある会社に専門性構わず応募できて、一から学んでもいける。
それはよくないという議論ももちろんありますし、全員がこの境遇ではもちろんないですが、私自身はそういった状況から恩恵を受けた一人であったなと感じます。
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話題が変わって、Covid19にひどく感染し、両肺が肺炎、ずっと昏睡状態でICUに入っていたギリシャ人の同僚が意識を取り戻し、少しずつ回復しています。今日は車いすに乗って外にでて2時間庭に座っていられたということだそうで。
8月中は、彼の公的な手続き等に親御さんと奔走し、当時は本当にどうなることかと、そして言語もままならない異国の地で、息子の状態を見守る親御さんの気持ちを考えると本当にいたたまれない気持ちになりましたが、何とか回復の方向に向かっていて本当によかった。
2か月昏睡状態は、回復するのにも2か月程度かかるので、年内12月に帰ってこれるかなくらいかと思いますが。
帰ってきたらアテネ旅行に連れて行ってもらおう!

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